Vol.19 本日9/1は「防災の日」です

2022.09.01


日本では、毎年9月1日に「防災の日」が設けられており、防災の日を含む1週間(8月30日~9月5日)は「防災週間」としています。


 
防災の日、防災週間にご家庭ですべきこととは?
 多くの企業や自治体では防災の日に合わせて、防災訓練が執り行われます。
ご家庭では「訓練」といったかしこまった形はなかなか難しいかと思います。
 
そこで今回はご家庭ですぐに出来る「防災」について紹介をさせて頂きます。
 
 
①災害時の安否連絡方法の確認
災害が起こった際、何よりも気がかりなのはやはり大切な方の安否でしょう。
しかし、災害時には通信障害が起こり、普段使用している連絡ツールが機能しない恐れがあります。
NTTや携帯会社は災害伝言板サービスを展開しており、災害時にご家族の安否を確認し、ご自身の状況を伝える事が可能です。

災害用伝言ダイヤル(171) | 災害対策 | 企業情報 | NTT東日本 (ntt-east.co.jp)
災害用伝言板 | お知らせ | NTTドコモ (docomo.ne.jp)
災害用伝言板サービス│災害時・緊急時対策│au
災害用伝言板 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク (softbank.jp)

ぜひ一度大切な方とお話合いをしてみて下さい。
 
②ハザードマップの確認
先の東日本大震災以降、ハザードマップという言葉は広く浸透していますが、実際にご自宅や勤務先のハザードマップを確認されている方は多くないと思います。
「自宅は標高の高い所にあるから大丈夫!」と思っていても、付近の地盤強弱や急傾斜地との距離などの要因で土砂災害警戒区域に指定されている可能性もあります。
また自宅や勤務先、学校などをピンポイントで確認するだけではなく、外出先での被災を想定しハザードマップと帰宅ルートを照らし合わせることも大切です。

土砂災害ハザードマップ - 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)
洪水ハザードマップについて - 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)
津波ハザードマップ - 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)

③防災グッズの確認
近年ではスーパーやネット通販で、手軽に防災グッズを購入する事が可能です。
しかし購入して終わりという訳ではなく、何よりも大切なのが「災害時に使用できる状態を保つ」ことです。

特に注意すべきは、非常食の消費期限です。
一般的に非常食の消費期限は数年と長く設定されている為、一般的な食材と比べ消費期限への意識が低くなりがちです。
しかし、災害時に蓋を開けてみたら消費期限が切れていた!なんてことがあれば元も子もありません。

そこでおすすめなのが、「ローリングストック法」。
日頃から非常食に限らず日持ちする食材を備蓄しておき、災害の有無を問わず古い食材から消費し、新しい食材を買い足していく食料備蓄法です。
非常食の消費期限を防ぐだけではなく、食品ロスを減らすことも可能なので、一石二鳥の備蓄法と言えます。
 
 
以上3点ご紹介させて頂きました。
防災の日、防災週間を機会に、すぐに出来る「防災」を実践されてみてはいかがでしょうか。

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