4月3日エスペランサSC試合結果

2021.04.03

大金星とは言わせない
 
4月3日土曜日、昨年関東2部リーグを2位で通過し、今年関東1部リーグに昇格した、エスペランサSCはリーグ戦の初戦を迎えました。相手は昨年負けなしで関東1部リーグを制し、JFL昇格をあと一歩のところで逃した、栃木シティフットボールクラブ(以下栃木シティ)です。場所は今年新しく完成した「CITY FOOTBALL STATION」で行われました。
エスペランサSCのスターティングイレブンはゴールキーパー、今年から新加入で現在当社で働いている99番高橋選手、ディフェンダーは14番アラン選手、新加入2番松原選手、31番徳武選手、ミッドフィルダーは8番アグスティン選手、新加入28番畠中選手、29番五十嵐選手、11番矢野選手、7番山本選手、フォワードは10番古川選手と16番カベッサ選手というラインナップ。新加入選手3人を加えた3-5-2のシステムで臨みました。この3-5-2のシステムは昨年の初戦と同じシステムです。
関東1部リーグとして初戦、しかもアウェイゲームということもあり、選手が堅くなっていないか心配でしたが、選手一人一人の動きが非常によく、無難な立ち上がりを見せていました。特に相手陣内で素早いチェックでボールを奪う場面が多くみられ、昨年覇者の栃木シティに互角以上の試合展開になっていました。
均衡が破れたのは前半17分、相手陣内でボールを奪うと素早くフォワード10番古川選手にパスが通ります。オフサイドラインぎりぎりでボールを受けた古川選手はそのまま豪快に右足を振り抜きシュート。これが見事にゴール左隅に決まり、1-0と先制しました。エスペランサSC関東1部リーグ初ゴールは、大黒柱の古川選手の右足から生まれました。
その後も浮足立つこともなく、変わりない試合展開を見せていきます。度々ピンチもありましたが、ゴールキーパー高橋選手の思いっきりのいい飛び出しや、安定したセービングもあり、栃木シティのチャンスを次々と防いでいきます。前半はこの1点を守り抜き、1-0で終わります。
後半に入っても、この1点を守り抜くのではなく、次の1点を奪いに行く試合展開をエスペランサSCはしていきます。栃木シティは交代選手を加え同点を狙い、徐々にエスペランサSC陣内へボールを運ぶ時間も増えていきます。緊張感のある試合展開の中、次の1点を決めたのはエスペランサSCでした。後半33分、途中出場の9番山田選手がゴールを決め、2-0と栃木シティを突き放します!
その後は栃木シティの怒涛の攻撃が始まります。何度もエスペランサSCゴールを脅かす展開を見せますが、全員でゴールを守り抜きます。後半43分には相手フォワードで昨年関東1部得点王の吉田選手にゴールを決められますが、最後まで守り抜き、関東1部リーグ初戦を見事2-1の白星で飾ることができました。

 
初めての関東1部リーグでの戦いということもあり、どのような試合を見せてくれるか非常に興味深く見ていましたが、戦い方は変わらず昨年と同様臆することなく常に前へ前へというゴールを貪欲に狙っていくという姿勢が見られました。J3やJFLで戦っていた選手も多くいるので、経験的にも落ち着いてプレーできていたのかと思います。
また新加入選手も機能していて、よりパワーアップした印象を受けました。ただ昨年と同様イエローカードの枚数も多く、この試合では4人イエローカードを貰ってしまったというのは気になるところです。長いリーグ戦となるのでイエロートラブルやケガは付き物となりますが、必要のないイエローは避けたいものです。
結果だけを見るとサッカーファンからすれば、今年昇格したばかりのチームが昨年度覇者を破るという「大金星をあげた!」という印象を持たれるかもしれません。しかし私からすればこの試合で十分関東1部リーグでもエスペランサSCのサッカーが通用することを確信しました。今年のエスペランサSCの目標は当然「JFL昇格」です!初めて関東1部リーグで戦うチームが「JFL昇格?」と思う人もいるでしょう。しかしながら今のエスペランサSCではただの夢物語ではないように思えます。多くのサッカーファンが思い直す時がすぐに来るでしょう。今回の勝利が「大金星」ではなく「必然」であったことを。
次回はホーム保土ヶ谷公園サッカー場での試合です。4月10日土曜日午前11時キックオフ、相手はジョイフル本田つくばFCです。今年は今のところ応援に駆けつけることは大丈夫となっています!ぜひ皆さんで応援に駆けつけて頂き、エスペランサSCイレブンに熱い応援をお願いいたします!次の試合も必ず勝ちます!「Vamos!エスペランサ!」。
 

ページトップ